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「故郷を担う若者を応援したい。奨学金を使って勉強してもらい、後に川崎町に住んだ若者の返還金は町が出すべきです」昨年、川崎育英会の石野博之理事長は、何度も何度も町長室に来られて言いました。
今から62年前、自分の退職金など1000万円を故郷の青年たちの学資に充ててほしい、と破格の寄附をされたのが左のページにある菅原栄一氏。ダムに沈んだ川崎町の小松倉生まれ。10代半ばで上京。警察官をしながら独学で法律などを勉強。銀
行に入行、苦労して常務取締役に昇進し、川崎町出身者を採用するなど、故郷の若者たちを大切にしました。
一人でも優秀な子弟を支援したい。設立当時の菅原氏の思いが現在の育英会の関係者の方々にも受け継がれています。
これまで91人の高校生、117人の大学生が奨学金制度を利用。今現在、3人の高校生と13人の大学生が貸与されています。
かつて私は、町長の給料の30%を8年間カットして、子育て支援策の一助とさせていただきました。現在、川崎町の子育て支援策は、宮城県内の市町村でトップクラスです。
私たちは、この町で育った若者たちを応援したい。町民の誰もがそう思っています。石野理事長は繰り返し言います。
「若者が都市に流出する時代だからこそ、故郷で生きようとする若者を町が応援せずして何としますか」
理事長の声が夕焼けに響きました。

イーレ!はせくら王国(旧支倉小学校)へ行ってみよう
9月3日、村井知事が「イーレ!はせくら王国」の中にある施設「里山エスクエラ」を訪問。元気に遊びまわるちびっ子たちとふれあいました。「里山エスクエラ」は去年の2月に移転。宮城県産の木材をふんだんに使用し、子どもの成長や興味に応じて遊べるスペース。木のぬくもりを感じながら、みんなが笑顔になりますね。

初代理事長 菅原栄一氏

6代理事長 石野博之氏
日頃、私ども公益財団法人・川崎育英会の事業運営に対しまして多大なるご理解を賜り心より感謝申し上げます。
さて、「郷土の有為なる人材を育成したい」との思いから初代理事長・菅原栄一氏が多額の寄附をされ、育英会が発足してから62年目となります。もとより、向学心に燃える生徒さん方の学費の一部にしかすぎない奨学金ではありますが、これからも設立時の“初心”を忘れずに、郷土のためにご奉仕させていただきます。
これからも育英会の活動にご支援をお願い申し上げます。
○柴田郡出身者及び居住者の子どもで、高等学校以上の学校に入学予定または在学中の方。
○経済的理由で就学困難な方。
○学術優秀で心身ともに健康な方。
○高校生(高等専門学校・専門学校含む)・・・5名程度
○大学生(短期大学・大学院含む)・・・・・・5名程度
奨学生の採用は、奨学生選考委員会で選考した方を理事長が決定します。
毎月15日に指定の口座に振り込まれます。
○高校生(高等専門学校・専門学校含む)・・・月額2万円
○大学生(短期大学・大学院含む)・・・・・・月額3万円
※貸与期間は、法令で定めている最短修学期間 (例)高校3年(高専5年)・大学4年(短大2年)
奨学金(無利子)の返還期限は、貸与期間が終了した翌月から起算して2年経過した後、10年で返還していただきます。
令和9年3月1日(月曜日)から31日(水曜日)まで
返還開始後、川崎町に住んでいる方は返還額を100%助成します。
(例)町内に住んでいる方で1年当たりの返還額が72,000 円
(1)川崎育英会へ72,000 円を返還する → (2)町へ申請する → (3)町から72,000 円(100 %)が助成される
※ 助成は1年単位となります。数年分をまとめて支払った場合でも、助成は1年分しかできません。詳しくは事務局へお問い合わせください。
公益財団法人川崎育英会事務局(公民館 Tel84-2311)
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